精神科医・臨床心理士のための精神療法入門

判型・価格・発行年: A5判 270頁 3,400円 2006年
内容紹介:
世界9ヵ国で読み継がれている精神療法の手引書。
精神療法の歴史に始まり、精神力動の原理、精神療法の実際などを例示を交えながらわかりやすく解説する。
初めて学ぶ人だけでなく精神療法の理解をさらに深めたい人にも最適のテキスト!
「本書は精神科医や心理療法士などの専門職を目指す人々の訓練のための入門書としての役割を果たしてきたという。それは本書が9ヵ国語にも訳され世界中で広く読み継がれていることから証明されている。今般われわれが再訳を試みた第3版はその内容は初版を土台としているが、随所に新しい事項が加筆され、研修医や心理療法士などへ「精神療法とは何か」を懇切に解説する実用書として、一層密度の高い教育的配慮がなされている。(略)第1部には歴史や精神力動の原理が述べられている総論で、第2部は精神療法の実際を、例示をまじえながら解説することで、精神療法の本質の理解を助けている。(監訳者の序より抜粋)」
目次:
序 | |
第1部 | 精神力動の原理 精神力動原理の序論 力動精神医学の歴史的背景 葛藤の概念 無意識の過程 不安と精神的痛み 防衛機制 動因 発達の段階 心のモデル 治療関係 |
第2部 | 力動精神療法の臨床 力動精神療法の臨床入門 精神療法の要素 精神療法のレベル 精神分析と分析的精神療法 集団精神療法 家族・夫婦療法 社会療法 新たな発展 エンカウンターとその後 選択 転帰と研究 |
補遺 |