ポケット精神腫瘍学 医療者が知っておきたいがん患者さんの心のケア
判型・価格・発行年: A5変型判 158頁 本体価格 1,600円 2014年
内容紹介:
「精神的なケアが大事だとはわかるけれども、目の前の患者さんに何をしてよいのかわからない」・・・・本書では、がん医療において求められている「心のケア」がどのようなものなのか、患者-医療者の「コミュニケーション」の取り方、「傾聴」など、がん医療に携わる方々(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、医療ソーシャルワーカー、心理技術職など)に、いま臨床の場で求められている知識を活用できる形でわかりやすく記述し、精神医学的な対応が求められる、せん妄やうつ病、認知症に関して基本的な解説を加えた。
また、「患者さんの言葉や様子をどのようにカルテに書いてよいのかわからない」との声を受けて、精神症状の「記録の書き方」の項目を用意するなどの工夫をしてある。すべての医療者必携のテキスト!
目次:
1.精神腫瘍学とは何か 医療現場で働くスタッフに期待されること
2.がんの治療の流れと心のケア
3.がんに対する通常の心の反応
4.基本的なコミュニケーション・スキル
5.心のケアの考え方 精神心理的苦痛のアセスメント
6.精神症状の基本
7.せん妄への対応
8.認知症への対応
9.うつ病への対応
10.適応障害への対応
11.終末期の精神医学的問題
12.記録の書き方
13.チーム医療
14.精神腫瘍医へのつなぎ方
15.情報