創造新古典選書1 アントン・デルブリュック 空想虚言者
判型・価格・発行年: A5判 148頁 3,200円 2007年
内容紹介:
“秋元波留夫遺作”
秋元波留夫氏のこの翻訳は、ばらばらな意味で勝手に用いられている現在の「空想虚言者」を統一した意味において用いて、お互いの議論を正確に行ない、また精神鑑定や精神医学的診断を、きちんと統一概念にするためには、どうしても必要な労作である。この原典が翻訳されたことによって、司法精神医学や裁判の現場における「空想虚言者」の意味内容が正しくとらえられることになったと私は思う。
加賀乙彦(「空想虚言者」についてより)
目次:
「空想虚言者」について 加賀乙彦 |
出版にあたって 秋元波留夫 |
はじめに |
Ⅰ~Ⅵ章 |
おわりに |