磯邊偶渉(上・下)(下巻 附「癲癇狂経験編」土田献翼卿著)

古典叢書第十五・十六巻 磯邊偶渉

著者・編者:呉秀三 著

判型・価格・発行年: A5判 各1,500円 2003(原著1916~1925)発行

内容紹介:

本書は『神経学雑誌』に1916~1925年に渡り連載された論文集である。
本書は、呉が日本古典のなかから精神病学に関連する記載を紹介するという形式で著されているが、ただ単に民俗医学の列挙のみに終始せず、古くからの治療法に多くの関心を抱いていたことがわかる。このことからも、彼が精神医学史家であると同時に広い視野を持った臨床家であったと言えよう。
なお、第十六巻下巻附属の土田献翼卿著「癲癇狂経験編」は文政二年(1819)刊の日本最古の学術書のひとつと言われている。厳重に保管されている貴重な原本より復刻が叶い、さらに新たに現代語訳を付けたものである。